| 2010 |
| 03,19 |
・ω・
もう少しでくっつきそうな静雄と臨也のお話。
甘・・・・・くはないな←
中途半端なところで終わります。
勿論続きます。
題名に「新羅」が出てきますが
彼は今回一切でてきませんwwww
「あああっ・・・・」
うーむ、これは参った。
力の入らず異常に腫れている右脚。少しでも動かそうとすれば突き刺すような痛みが全身に走る。感覚的に分かる、右脚がポッキリとお逝きになってしまった。嫌になっちゃうなあ・・!!両腕を投げ出して道路に寝転がると頭上には、動けない俺をあざ笑うかのように太陽が燦々と輝いている。
「どうしよ・・・・歩けないし。」
片足で飛びながら新羅のとこに、という選択肢もあるが・・・・少しでも右脚が動けば痛いのだから無理。セルティが迎えに来てくれるはずもない。とにもかくにも、こんな最悪な状態になったのは
「狸寝入りか?臨也くんよお」
この 平和島静雄馬鹿のせいであって。
「シズちゃんの馬鹿死んじゃえ!!」
「はっその前にお前の息の根を止めてやるよ。」
「心中ってやつですね分かります分かります。」
「てめえだけが死ぬんだよ阿呆が。」
「嫌すぎる。」
いつもの追いかけっこの途中で、シズちゃんがぶん投げた標識が俺の脚にクリーンヒット!!普段なら避けれたはずなのに・・・・・・・・猫が飛び出してきたら止まるしかないじゃん。動物を蹴り飛ばすわけにもいけないしさ。それが、俺には災難としてふってきたわけだけど。
「逃げねえのかよ。」
「いやあ・・・・・それがね、できなくて・・・・」
「あ?」
「シズちゃんのせいで、脚折れちゃった。」
「嘘つくんじゃねえ。」
「俺が今、嘘を吐く余裕があると思う?」
盛大にため息を吐いてシズちゃんを見上げる。太陽の逆光のせいでシズちゃんの表情は伺えないが、纏う空気が少しだけ変化したことに気がついた。そして、黙ったまま俺の側にしゃがんだシズちゃんは 右脚を掴んだ。
「ひいあああああっ!!」
「本気だったのか。」
「最低!!いった・・・・・もー・・・泣けてきた。」
情けないくらい、一瞬で視界が涙で霞む。
「シズちゃん本気でどっか行ってよ・・・・・もう満足したでしょ・・・・?」
「この脚でどうするつもりなんだよ。」
「どうもしない。道路まで行ってタクシー捕まえる。」
「それで?道路まで行けるのかよ。」
「・・・・・・・・行けるし、放っといてよ。・・・・・うざい。」
両腕を眼に押し付けてそっぽを向いた。
シズちゃんに泣き顔を見られたくないのと同時に
身体の異変を感じたから。
「・・・・・っは・・・・?」
「臨也?」
「五月蠅い、早く、消えて。それか、新羅呼んで。」
聞いたことがある。骨折により大量に出血した場合は低血圧となり、めまいや冷や汗、意識消失などの脳貧血症状が現れることもあるって。困ったな・・・・悪寒が酷くて冷や汗が凄く出てきた。意識がはっきりしないのは熱中症かなにかかと思ったけど、どうやら違うみたいだ。
「・・・・寒い・・・」
「寒い?」
「・・・・・は・・・・シズ・・ちゃ」
「・・・・・・臨也?おい、臨也!?」
シズちゃんがそこにいるっていうのに
鋭い痛みと共に
俺の意識は完全にログアウトしてしまいました。
同情するなら新羅をくれ
(シズちゃんの心配する顔なんて見たくない。)
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