| 2010 |
| 03,19 |
静雄×臨也のギャグです。
無機物に犯されるいざやくん、どんまい!!笑
酔っ払い臨也で
著しくキャラ崩壊していますのでご注意くださいませ!!
「あー、シズちゃんの髪柔らかいねー。」
「うぜえっ・・・・黙ってろ。」
「はいはーいw」
上機嫌な臨也が俺におんぶされる経緯は、数分前に遡る。
その日仕事が終わった俺が帰路についていると、発見したのだ。
この 酔っ払い臨也が若い女に絡んでるとこを。中年親父のような行動に心底嫌がっている女に構わず絡むこいつを見て1度殴り飛ばせば・・・今度は「脚を捻った」と。一瞬殺して東京湾にでも沈めるかとも思ったが、惚れた弱み。臨也の潤んだ瞳を見て、まあ1回ヤってからでもいいかと不覚にも考えてしまったわけで。
「てめえな・・・いい加減自分の酒を飲む量ぐらい調節しやがれ。」
「いいじゃーん、別に・・・・久々にドタチンと飲んだんだもーん。」
「・・・・・友達いないからな、お前。」
「うっさい。俺にはシズちゃんがいればそれでいいの!!」
「・・・・・・・・・・・。」
なんだよそれ。どう反応すればいいのか分からない。
「シズちゃん好き、好き、大好き。」
「っあああああうるせえ!!」
「好き。笑」
「・・・・・・・・・・・自分で笑って言うんじゃねえよ。」
「あはー。」
肩と首に回す腕の力が強くなるあたり本当のことなのだろう。
・・・・・・・・・・・素直な臨也のせいだとして、珍しく俺もデレようかと思った、その刹那。
突然、臨也が耳たぶを噛んだ。
「いってぇ!!!」
「むふ?!」
ゾク、と背中を悪寒が伝い咄嗟に臨也の頭を掴んで投げ飛ばした。
そう・・・・人間1人投げ飛ばした。
いやいや俺の腕力もなかなかやるね。じゃなくて。
「わあああああ・・・・・ぐへえっ!!」
「・・・・・・・。」
叫び声と共に綺麗に弧を描きながら飛んでいってしまった臨也くん。あの声といい距離といい・・・・街路樹を突き抜けたあたりの公園の砂場にでも埋まっているはず。このまま放置して帰るか?あいつのことだ、きっと1人で・・・・・1人で。公園内で酔っ払い1人は流石にいろんな意味で痛いよな・・・・仕方がない。
「ったく・・・・。」
「シズちゃーん!!!」
臨也をさっさと回収して帰ろう。
「シズちゃ、見てこれw」
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
煙草に火をつけながら公園に入れば、俺の目に信じられない光景が映った。
なんで、こいつ、ゴミ箱に尻だけはまってんの。
「あはっはwウケルw」
「うける、じゃねえ!!どうすんだよ・・・・」
「(´・ω・`)」
「そんな顔しても仕方ねえだろ・・・おい。」
砂場に埋まってるほうが、まだましだ。
今の状況は、臨也が両手両足は投げ出したまま尻だけが自動販売機横のゴミ箱に突っ込まれている。陽気に笑う臨也に呆れつつも、そのまぬけな光景に苦笑をこぼすしかない。
「・・・・・・あれえ?」
「ん?」
「抜けないよーシズちゃん。」
両手をゴミ箱にかけて尻を外そうと躍起になっているが、どうやら綺麗にハマッたらしく抜けないらしい。そんな漫画のギャグみたいなことあるのかよ。(臨也の尻がゴミ箱にはまった時点でギャグだが)いつまでも臨也をその状態で放置するわけにもいかないので、両手首を掴んで引っ張ってみるものの
「いたああああああ!!」
「・・・・・っ!」
「シズちゃん痛い手首もげちゃう。」
「ああ?!こちとら手加減できねえんだよ!!」
手首を引っ張られる痛みに悲痛な叫びを上げる臨也。この程度では抜けない、ということか・・・・・本当に困ったな、これは。
「おら。」
「なに?」
「いいから、早く掴まれ。」
「んっ。」
今度は臨也の両脇に両腕を差しこみ抱きしめる形に。肩口に顎が乗っているので臨也が鼻を啜る音がよく聞こえる。無論アルコール臭も鼻につく。臨也の背中で手を組んでゴミ箱を片足で押さえたまま引き抜こうとするも・・・・・やはり上手くいかない。
「い・・・・ったい・・・・あう・・・!!」
「っくそ・・・抜けろ、よ!?」
「ああっ・・・・ん・・・!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「シズ、ちゃ・・・・あっ・・・出そ」
「てめえええ変な声出すんじゃねえええ!!!!!」
「あだあっ!!!!」
撲殺
できたら、どんなによかったことか。生憎、拳をつむじに叩きつけても痛がってるだけで死ぬ気配はまったくない。そして・・・・・臨也もゴミ箱から抜けない。そろそろ、帰りたい、本気で。騒ぎを聞きつけたのか公園の入り口には少々の野次馬がいる。それでも視線を向ければ、俺が誰なのか気が付いたのか散って行ってしまった。
「・・・・・・もうさ・・・帰るぞ俺。」
「ええ?!薄情者!!」
「・・・・・・・。」
「それに・・・・俺、ゴミ箱に犯されるのは嫌なんだけどな。」
「ゴミ箱は欲情しねえよ。」
「俺にはするんだよー・・・てか・・・・・どうせなら・・・・・・」
己の唇に人差し指を這わして、ニタリと臨也は口端を吊り上げた。
まるで悪魔の笑み。誘惑するための、瞳。
「シズちゃんに犯されたいのに。」
でもな。
「その格好だと、笑い事にしかなんねえよ臨也。」
「・・・・・・・・だよねえ。」
可哀想ないざやくん。
(心配しなくても、後々犯してやるよ。)
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