| 2010 |
| 03,07 |
«厄介者、臨也。»
臨→→→帝+静
みたいな、ほのぼの小説です^p^
帝人可愛いよ帝人・・・!!
実は臨帝静の三つ巴も好きです・p・((あ
学校も終わり池袋へ。
いつも一緒にいる正臣は委員会の用事でまだ学校。園原さんも「用事があるから。」と校門で別れてしまった。あぁ、正臣はともかく園原さんとは喫茶店にでも行きたかった、なんて少し正臣に失礼なことを考えながら池袋を散策。
平日だけど、いつものように人通りは多い。今日の晩ご飯何にしようかな、あ、魚が食べたいかもしれない。
「あっ、帝人くん!!」
「………。」
違う。絶対に違う。今聞こえた単語は決して、僕の名前じゃない。と、認めたかった、のに。
突然、己の顔の両側から一本ずつピョコッと伸びた腕。あ、と言う間もなくその腕は曲がり、僕の首、肩に回された。グググと後ろにいる人に抱き締められている。手首についてるモフモフした毛が、こそばゆい。
「会いたかったよー帝人くん!!」
「ちょ、ちょっと…!!」
背後にいるのは
「臨也、さん…!」
「うん、なんでさっき無視したの?」
「え、気がつきませんでしたすみません。」
「嘘つき。」
「あはは。」
また、とんでもない人に捕まっちゃったな。渇いた笑いを臨也さんに向けながら、この人から逃げれる言い訳を脳内で検索。……ヒットは無し。
「帝人くん、今日は一人なんだ。」
「えぇ、まぁ。」
「ふぅん。」
「あの、いい加減、離れてくれませんか。」
いろんな意味で怖いし。
「ん―。」
渋渋ながらも離してくれた臨也さん。その刹那、僕は走り出した!!……とはできず、背後にいる彼に恐る恐る視線をむける。
何が楽しいのか分からないけど、臨也さんは静かに微笑を浮かべていた。恐怖とかを与えるものではなく…心からの、綺麗な微笑。なにあれ、逆に気持ち悪い。
「ねぇ帝人くん。」
「…な、なんですか…?」
「一緒にご飯でも食べに行こうよ。」
ね?、と首を傾けるあどけない姿に思わず年齢を疑いたくなる。ひょっとしたらこの人は妖精か何かか?年をとらない、みたいな。デュラハンだって存在する世の中。臨也さんみたいな妖精…………………………化物がいたって不思議じゃないよね。閑話休題。
「食事…って…?」
「晩ご飯!!一緒に食べ」
「いぃぃざぁあぁやぁあぁ!!!!」
「…シズちゃん……。」
響き渡るドス声に振り返ると一直線上に何もない道ができている。ついさっきまで歩いていた群衆はどこにも見えない。それもそのはず……その直線の先には、予想通り静雄さんがいた。
「いぃざぁあぁやぁあぁ!!てめぇ!!誰の断りを貰って池袋にいやがんだああああ!!!」
「なにその縄張り意識。プッ、超ウケるんですけど。」
「(臨也さんの話し方のほうが十分ウケますよ…。)」
あーあ…。
だから臨也さんに捕まるとろくなことがないんだ。今日は無事に家に帰れるかな、ていうかそれ以前に臨也さん、僕の手を離してくれないかな。
厄介者、臨也。
(って、え!?なんで手握ってるの!?)
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